コカゲロウ(るい)(コカゲロウ科)

(指標生物 熊本県版より使用)
 

 『コカゲロウ』は、細長(ほそなが)(からだ)をしています。
()は3本。まん中の1本は両側(りょうがわ)()よりもかなり(みじか)いです。
()に、()褐色(かっしょく)帯状(おびじょう)(はん)がないことが特徴(とくちょう)です。
腹部側面(ふくぶそくめん)には、葉状(ようじょう)のエラが7(つい)(かく)1(まい)ずつあります。

(およ)ぎが上手(じょうず)で、稚魚(ちぎょ)間違(まちが)えることもあるそうです。人影(ひとかげ)()ると()げてしまいます。
平瀬(ひらせ)では、比較的(ひかくてき)(なが)れの(はや)(ところ)、水のきれいな(ところ)(おお)いそうです。
石表面(いしひょうめん)()える付着藻類(ふちゃくそうるい)()べます。

コカゲロウ((ぞく))の仲間(なかま)は、日本(にっぽん)では17(しゅ)ほど()つかっているそうです。成虫(せいちゅう)になる時期(じき)生活史(せいかつし)(くわ)しく()かっていないのだそうです。これからの研究(けんきゅう)()たれます。



指標生物(しひょうせいぶつ)による水質判定(すいしつはんてい)】:指標種(しひょうしゅ)(がい)環境省(かんきょうしょう)) ・ (さん) 不快(ふかい)(かん)じない水環境(みずかんきょう)(熊本県)

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